【告知】理系育児が本になります。

WHOのGOサインが出たので、お知らせいたします。
 
ちょっと理系な育児ブログが、本になることが決まりました。
 
 
【第一弾のテーマは母乳育児】
 
私たち親世代は、他人の授乳シーンなんて見たことがないまま親になったので、どういう風に赤ちゃんを抱けば合理的なのか?赤ちゃん個々の授乳パターンはどれだけバラエティに富んでいるものなのか?知りません。
頼りにしたい子育ての先輩である祖父母世代は、ミルク育児全盛期に子育てをしていたこともあり、母乳育児の間違った知識でミスリードしてくることもしばしば。
 
なにより一番の問題点は、妊婦や乳幼児の健康に直接関係のある医療系の学校ですら、母乳育児に関する科学的知識について、網羅的に学ぶ機会がほぼないこと。
 
そんな中で、「母乳育児がしたい」と思ったとしても、個人レベルで実践するのは、困難を極めます。
 
 
ということで、WHOガイドラインを中心に、母乳育児がなかなか上手くいかないのはお母さんのせいじゃないんだよ、という科学的根拠をふまえつつ、どうすれば快適に母乳育児ができるのか、という科学的な方法論をまとめました。
 
お母さん向けの、本格的な専門書、という感じです。
 
 
本になることで、迷信的アドバイスを繰り出してくるパートナーや祖父母世代に対しても、「WHOはこうだって、ここに書いてあるよ!」とチラ見せしやすくなるかもしれません。
(居間のテーブルの端っこに、読んで欲しいページに付箋をつけて、置き忘れておくこともできますね)
 
 
発売予定日など詳細が決まったら、改めてブログ上でお知らせします。
 
 

余談ですが、現在の経過報告を—。
WHOのガイドラインは、ものすごくたくさんの裏付けがもとになっている重要なポイントを、さらっと一言で説明している繰り返しなので、それを私たち一般人が理解するためには、その5倍・10倍の情報が必要だなぁと改めて感じています。
「授乳とは、おっぱいをくわえさせればOK」なんて大ウソで、本当は母乳育児をテーマに10冊くらい本が書ける気がします。が、それを1冊にまとめようとしています。
編集部「量が多い…」
私「量が多い…」
と時々遠い目をしつつ作業中です。
 

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コメント

    • まゆみ
    • 2016年 11月 08日

    出版決定おめでとうございます。
    現在1歳8ヶ月になる娘が新生児の頃から拝見しております。
    今までどれだけこちらのブログに助けてもらったか…本当に感謝しています。
    成長に合わせてことあるごとに読み返しています。
    新生児期は乳糖過負荷のような症状があり、1回に片方だけの授乳に変更してすぐうんちの性状が変化し症状が落ち着いて驚いたのを思い出します。
    食事も、いわゆる離乳食ではなく補完食を意識して行なってきました。
    いまだに頻回授乳・かなりの少食なので、少量高栄養を意識して(自分が管理栄養士なので…)おかげさまでいまのところかなり健康に育っています。
    出版に向けてお忙しい日々を送られていると思います。育児もありながら本当に尊敬します。
    以前記事で「仲間を募集」と書かれていた時にやってみたいと思いながら勇気が出ずコメントできませんでしたが、
    今日やっと感謝を伝えることが出来ました。
    本が出る日を楽しみにしています。
    何かお手伝いできることがあれば、ご連絡ください。
    これからも勉強させていただきます。

    • コメントと応援、ありがとうございます!ブログと出合われた時には新生児だったお子さんが、もうすぐ2歳になろうとしているとは、感慨深いものがあります。少しでもお役に立てたなら嬉しいです。書籍も無事生み出せるように尽力したいと思います。

    • 2016年 11月 12日

    出版決定おめでとうございます!
    妊娠中から子が1歳の現在まで、いつもこちらで勉強させていただいておりました。大変お世話になっております。
    多くの本やサイトで書いてあることでも、育児や授乳、離乳食の根拠のない言説はとても多くあるように感じています。自分の身の回りのママさんたちでも、噂や不確かな情報を元にしている人はとても多いです。
    書籍媒体になることで、もっと多くの人に根拠のある育児の知識が伝わりますね。
    応援しています!

    • コメントと応援ありがとうございます!
      少しでもお役に立てれば嬉しいです。
      これからもどうぞごひいきに!

    • ちゃんみ
    • 2016年 11月 13日

    出版おめでとうございます。
    理系育児さんが本になるなんて私もとても嬉しいです。
    現在8カ月の子がおりますが、理系育児さんに助けられたり励まされたりしたことが何度あったことか。
    これからも理系育児さんの記事を読み続けますし、応援しております。
    私も上の方のコメント同様、以前仲間を募集との記事があった際に動きたくなったのですが、まだまだ手のかかる乳児がいる上に、何のスキルもない私なんかに何が…と想い二の足を踏んでしまっておりました。こんな私ですが、何か応援できることがありましたらお声をおかけください。
    これからも、理系育児さんに救われる方が多くいらっしゃると思います。ぜひぜひ、理系育児さんの本が世の中の多くの方に知ってもらえますように!

    • コメントと応援ありがとうございます!少しでもお役に立てれば嬉しいです。
      一人でも多くの方に手に取ってもらえるような本にすべく、編集者の方とともに試行錯誤したいと思います。

    • カンナ
    • 2016年 11月 15日

    書籍発売おめでとうございます。
    少しでも母親(ミルクをあげている母親も含んでもいいんですよね?)の負担が軽くなりますように。

    • コメントありがとうございます。もちろん、母乳育児の科学的な情報を必要としている全ての方が対象の本です。

    • ちゃん
    • 2016年 11月 23日

    はじめまして。
    2週間の子の父です。
    たくさんのことを参考にさせていただいてます。

    3200グラム出生、2900グラム退院、40ミリ/回、5回/日のミルクの指導でした。

    妻は、母乳でと思っているものの、退院当初はまだ母乳が軌道に乗っておらず、助産師指導もあり、頻回に授乳をして、その後ミルクを足していました。おしっこうんちも、回、量ともに多いです。
    体重は、3100グラム~3400グラムで水位、成長曲線がまだ緩やかなのかな、代謝がいいのかななんて思っていたところでした。

    しかし、昨日の体重測定で、3100グラム、体重が平均より増えていないと言われました。
    手っ取り早い方法として、ミルク60~80ミリ/回、5回以上/日 と助産師指導でした。
    手っ取り早いと言われたところで、相談する気がなくなりました。

    妻は頻回に授乳して頑張った意味がなかったと感じへこんでいます。
    授乳後のミルクは残しますが、助産師に指導されたからと、飲ませないといけない感が強く、妻も自分も葛藤しながらです。

    妻の母も、ミルク増えて良かったねと話します。(ミルク世代)

    様子を見ながら来週の体重測定に備えようと思っています。

    これからも参考にさせていただきます。
    いつもありがとうございます。

    本、楽しみにしています。

    • コメントありがとうございます。母乳をあげたいと思いながら、体重の増えや助産師の方の指導内容などで悩んでいらっしゃるんですね。周囲に母乳育児の知識がある人がいない中で子育てするのはいかに大変なことか、ご苦労お察しします。ミルク指導の前に、どうやれば効果的な哺乳ができるかを教えて欲しいですよね。
      それでも、お母さん本人だけじゃなく、パートナーが味方になってくれるというのはとても心強いです。
      コメント内容からは、どこに改善ポイントがあるか分からなかったのですが、最初に起こりやすいのは#ポジショニングが良くなくて哺乳効率が悪い、お母さんが「母乳が出ていない」など強い不安を感じるためにオキシトシン反射が起こりにくくなっている、辺りかなと想像しました。
      特に最初は、十分な母乳は生産されていても上手く飲めていないことはよくあるので、今重要なポイントを羅列します。

      ・自分の母乳の生産能力が低いと思いがちだけど、そうではない可能性が高い
      ・頻回授乳は、オキシトシンやプロラクチンレセプターがどんどん育つので、母乳育児を軌道に乗せるために非常に効果的なことをしているんだと理解する
      ・母乳育児が軌道に乗るまではミルクも不安にならずにあげて大丈夫(カップフィーディングであげられるとベター)。ミルクを残すのはお腹いっぱいなんだろうと思います。
      カンガルー作戦は親子のコミュニケーション能力と母乳の生産量アップに効果的(お父さんもぜひ!)
      ・そろそろ成長加速現象が起こる可能性があるので、体重は一気に増えるかも?

    • ちこ
    • 2016年 11月 26日

    はじめまして。この度は出版決定おめでとうございます!

    いま2歳半になる娘が産まれてから、特に新生児期から母乳が軌道にのるまでの間、本当にたくさんこちらで勉強させていただきました。母乳について、あまりに周りの言うことがバラバラで不安な中、心の拠り所として支えていただいたように思います。おかげさまで、2年余りの授乳を無事に終えて、今では親の方が驚くほどもりもりごはんを食べて元気いっぱいです。本当にありがとうございました。

    来年春に2人目を出産予定なので、また復習したいと思っています。
    本の発売までお忙しいと思いますが、お身体に気をつけて頑張ってください、これからも楽しみにしています。

    • コメントと応援ありがとうございます。元気いっぱいなお嬢さんが新生児だった頃から、2年以上もお付き合いいただいているんですね。
      ちこさんこそ、もうすぐおふたり目を出産されるとのことで、大変だとは思いますが、ご自分のペースをつかめるよう応援しています!

    • あるなぎ
    • 2016年 12月 02日

    書籍出版おめでとうございます!
    このサイトを本で読めたら…と思っていたので、嬉しいです!
    2人めの母乳育児にくじけかけた時、こちらの情報に助けられました。その子も、お陰さまで無事一歳になりました。母乳は順調に継続中ですが、離乳食が進みません…元気だから良いか…

    子育てに執筆に、お忙しく大変だと思いますが、楽しみにしています。

    • コメントと応援ありがとうございます!
      お子さんが元気とのこと、何よりですね。食事も、たとえ平均値や理想とずれていたとしても、ちゃんと上手くやれているということではないでしょうか。
      出版までもう少々お待ちください!

    • じじ
    • 2016年 12月 10日

    書籍出版おめでとうございます!

    現在4ヶ月になったばかりの男の子の母です。
    先日の検診で丸一ヶ月体重、身長が横ばいでミルク指導を受け、実行しましたがあまり飲まず、一週間後フォローにこられた保健師さんに頻回授乳を徐々に延ばすよういわれ、泣き叫ぶ我が子を見ながら悩んだ挙げ句、たどり着いたサイトがこちらでした。

    まだすべての記事は読めていませんが、赤ちゃん主導授乳にとても共感を持てたので、そちらで頑張ってみたいです!
    ミルクもカップでためしてみます!

    出版日を楽しみにしています!

    • コメントと応援ありがとうございます!
      いろいろ現実に即さないアドバイスに悩んでいらっしゃったんですね。
      少しでもお役に立てましたら幸いです。

    • かなこ
    • 2016年 12月 20日

    本の出版、おめでとうございます!

    現在1歳1ヶ月の娘が出産すぐから、こちらのサイトには何度助けていただいたことか。sumireさんの、冷静であたたかく、正確さにつとめようとするアドバイスのおかげで、ずうっと母乳育児をたのしめています。友人で妊娠中の人にも、サイトのurlをお伝えしたく、ひさしぶりに拝見して、出版のこと知りました。作業大変だと思いますが、本になったら私も友人たちにプレゼントするものが増えそうです☆ いつも情報発信ありがとうございます。

    • コメントと応援ありがとうございます!
      ブログを読んだことのある方もない方も、役に立てていただけるような本にできたらいいなと思っています(^^)

    • ぐみ
    • 2017年 1月 13日

    初めまして。出版おめでとうございます。臨月の時にこちらのサイトを知り、新生児期にはそれこそ貪るように記事を拝読して参考にしたり励まされたりしていました。お陰さまで現在は順調に母乳育児を続けられています。ご著書によって多くのお母さんが、無用な負担を強いる様々なアドバイス(?)から解放されると思います。発売日を楽しみにしています。
    そして、少し気が早いかもしれませんが、第二弾はぜひぜひ離乳食(補完食)編をお願いします!!(笑)。

    • コメントと応援ありがとうございます。少しでもお役に立てたら幸いです。また、早くも第二弾のご要望をありがとうございます。今回の本が売れたら、実現の可能性が高まるかもしれません。より多くの方の役に立つ内容にすべく、現在、細部を詰めているところですので、もう少々お待ちください(^^)

    • まなた
    • 2017年 1月 21日

    出版決定おめでとうございます!3か月の娘とともに出版の日を心待ちにしております。予定ではいつ頃、とかもうお判りになっていれば教えていただきたいです。
    体重の増えが20〜23g/日、2400gで生まれ成長曲線の一番下で成長しているため病院で経過観察されてます。母乳が日に600〜700程度しか出ないので病院からの指導で1日の飲む量が800〜900になるよう日に160mlほどミルクを足す混合で育ててきました。しかし最近になって哺乳瓶拒否されてしまい、2〜3時間毎のおむつ替えの際に毎度おしっこしているものの混合の時よりおむつのタポタポ感がなくなってしまいました。2〜3時間の間に1回しかおしっこが出ていないようです。飲んだあとの足りない泣きもなく、うんちは、大体2回/日です。

    ひとまずおむつ替えの度におしっこが出ていれば大丈夫なのでしょうか…。

    本の編集頑張ってください。必ず買います!

    • コメントと応援ありがとうございます。発売日はまだ未定なので、決まり次第、ブログでお知らせしますね!

      さて、母乳が足りているのか心配していらっしゃるんですね。
      ①哺乳量について
      1日に飲む量は個人差が大きく、600 mL程度で満足する赤ちゃんもいるので、とりあえず横に置いておいていいんじゃないかなと思います。
      ②おしっこの回数について
      私の経験では、第一子はおしっこが多く1時間と間が空かないタイプでしたが、第二子は2−3時間空くこともよくありました。ちなみに体重は第二子の方がよく増えていました。
      おしっこの回数が多いほど、母乳をたくさん飲めている・体重がよく増えるとは言えないかもしれません。

      結論としては、WHOがいうように、1日6回以上の色とニオイが薄いおしっこをしていて、成長曲線のスタンダードカーブに沿って増えていれば大丈夫だと自信を持っていいんじゃないかなと思います!

    • いっくんママ
    • 2017年 3月 30日

    いつも理系育児拝見させてもらっています。
    現在4ヶ月になる男の子のママです。
    出産後入院時に胸がカチコチになってしまい、担当の助産師さんに相談したところ「母乳が作られてる証拠よ!良かったわねー!」と言われそのまま放置。
    しかしそれがいい事なんだと思い込んでしまい、退院時も赤ちゃんの体重は戻らず。入院中~生後2週間まで母乳は1回0〜4gしか出ませんでした。
    そのためミルク中心になっていて、母乳で育てたかった私は疲労もあり赤ちゃんをお腹いっぱいにさせられない授乳時間がとても苦痛でしょうがありませんでした。
    産院でなにもしてもらえなかったという気持ちから、医療者に対して後ろ向きな気持ちが強くなり、母乳マッサージなども否定的でした。
    ブログを参考にポジショニングやオキシトシン反射など試し、搾乳などもやり続けました。その後信用できる助産師さんに出会うことができ、こりゃーひどいね!と言われながらマッサージをうけると栓が抜け母乳が出るようになりました!!!その助産師さんに「赤ちゃんにちゃんと吸わせてたから出るんだよ。諦めてたらもう出なかったかもしれないね。」と言われ涙が出ました。
    その助産師さんに辿り着くまで私を支えてくれた(今も支えてもらっていますが)スミレさんとスミレさんのブログに本当に本当に感謝しています。
    現在混合ではありますが満足いく母乳ライフを送れています。今では赤ちゃんはおっぱい大好き星人になっていますし、あんなに嫌だった授乳時間は天使の時間と思えるようになりました。

    長くなりましたが、母乳育児を望んでいるのにそうできないママたちがこの世にはごまんと溢れていると思うのです。そしてその中の何人かのラッキーさんがスミレさんのブログに辿り着き、私のように満足いく母乳ライフを送れてるようになっていくのではないかと思います。
    ですから、ブログが本になると聞いて本当に本当に嬉しいです。
    私は絶対買いますし、これから出産予定の友人立ちにプレゼントしたいです。

    ご多忙だと思いますが、何卒ご自愛下さいませ。
    本の出版を心から待ち遠しく思っています。

    • コメントと応援ありがとうございます!
      少しでもお役に立てれば幸いです。

      >母乳育児を望んでいるのにそうできないママたちがこの世にはごまんと溢れている
      おっしゃる通りだと思います。誰もが適切な情報を受け取れるようになるといいなと思います。

    • やすこ
    • 2017年 4月 01日

    私は男児二人の母親です。混合で育てました。母乳育児を進めるに続けられなくなる理由やささやきがいかに多いか驚かされます。書籍になるのを楽しみにしております。今年中には出ますか?

    • コメントありがとうございます。
      母乳育児を続けることも、個人の努力だけでは簡単じゃないですよね。
      書籍は、今年中には出ます!
      まだ詳細が確定していないので、決まり次第、ブログでお知らせさせていただきます。

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