補足量別・ミルクの減量スケジュール

赤ちゃんの月齢に関係なく、母乳を増やしてミルクを減らすことは可能です。

母乳育児に「手遅れ」という言葉は存在しないのです。

理想は、「母乳育児の専門知識」と「熟練したスキル」をもつ医療機関で、カウンセリングと経過観察をしてもらいながら、ミルクの補足を減らしていくべきです。

自己判断による補足減量は、リスクがあるからです。

でも、今の日本には、母乳育児の専門知識と熟練したスキルを持つ専門家はとても少ないんですよね。

出会えたら運がいいし、うまくいく可能性が高いけど、実際は知識やスキルのない専門家による迷信的アドバイスで、迷宮入りすることがほとんどです。

なので、迷宮入りしつつあるお母さんのために、ベストではないけど、せめてベターな方法をということで、WHOのガイドラインと自分の母乳育児の経験をもとにした減量方法です↓

●前提条件●

  • お母さん自身が、「もっと母乳をあげたい」と思っていること
  • ミルクの補足は哺乳瓶を使わずに、カップフィーディングなどですること
  • 最初に、乳房への吸着の仕方に問題がないかチェックすること(下にリンクがあります)
  • 母子の組み合わせによって、最適な授乳回数はバラバラ!ということを理解し、できるだけ赤ちゃんが泣く前に頻回直母すること(泣いてからじゃ遅い!)
  • 減量開始する前に、1週間に赤ちゃんの体重がどれだけ増えているかチェックしておくこと
  • 直母とミルクの時間を毎日記録すること(ミルクの量も)
  • 減量開始後も、1週間おきに赤ちゃんの体重を量ること
  • 無理な減量はしないこと
    例えば、減量開始後、1週間の体重変化がそれまでより大きく減ってしまったら、その時点での補足量をキープしたまま、頻回直母を頑張り、様子を見る。1週間後、体重変化が安定したら、減量を再開する。

<母乳寄りの混合栄養の場合(ミルク100 ml程度)

直母回数が1日に10回未満だった場合は、直母回数を増やして頑張れば、1週間程度でミルクが不要になるかもしれません。

最初の3日くらい直母回数を増やして(10-12回以上)頑張り、それからミルクを50 mlずつ減らしていきます。

ミルクをやめるかどうかは、お母さんの勇気次第なところもあります。

すでに超・頻回直母をしていて、これ以上回数を増やすのは無理!という場合(特に母乳育児がスタートしたばっかりの時期)は、ポジショニングが悪い可能性が高いです。

それをなんとか改善できれば、1回に飲める母乳量が増えるので、ミルクもすぐに不要になるでしょう。


<母乳とミルクが半々の混合栄養の場合(ミルク200-500 ml程度)

直母回数が1日に10回未満だった場合は、授乳回数が少なすぎるのかもしれません。

すでに10回以上していた場合は、ポジショニングが悪い可能性もあるので、なんとか改善してから減量スタートできるといいです。

1週目:直母を10-12回以上頑張り、ミルクは1日に10 mlずつ」減らしていく

例えば、ミルク量1日トータル300 mlからスタートしたなら、2日目は290 ml3日目は280 mlになるように減らしていきます。

2週目1週目の体重増加が順調だったら、直母10-12回以上を続け、ミルクは1日に20 mlずつ減らしていく

3週目2週目の体重増加が順調だったら、直母10-12回以上を続け、ミルクは1日に30 mlずつ減らしていく

4週目3週目の体重増加が順調だったら、直母10-12回以上を続け、ミルクは1日に40 mlずつ減らしていく


<ミルク寄りの混合栄養の場合(ミルク600-800 ml程度)

直母回数が1日に10回未満だった場合は、授乳回数が少なすぎることが原因かもしれません。

すでに10回以上していた場合は、ポジショニングが悪い可能性もあるので、なんとか改善しながら減量スタートできるといいです。

1週目:直母を10-12回以上頑張り、ミルクは1日に10 mlずつ減らしていく

例えば、ミルク量1日トータル600 mlからスタートしたなら、2日目は590 ml3日目は580 mlになるように減らしていきます。

2週目1週目の体重増加が順調なら、そのまま同じやり方を続ける

3週目2週目の体重増加が順調なら、直母10-12回以上を続け、ミルクは1日に30 mlずつ減らしていく

4週目3週目の体重増加が順調なら、直母10-12回以上を続け、ミルクは1日に40 mlずつ減らしていく


<いつまで頻回直母は必要?>

本来は、ミルクを補足する分、母乳の生産量は減少し、ミルクを減らして授乳回数を増やせば、母乳の生産量も増える、単純な仕組みなのです。

でも、例えば、「1日に9回直母していたのを10回に増やしたけど、母乳が増えない!」なら、それは10回でも足りないということでしょう。

もう少し増やせば、母乳の生産量も増えるかもしれません。

ミルクが不要になった後、授乳回数はどうするべきかですが…

乳房に溜められる母乳の量が多いお母さんの場合は、生産量が増えた後は、それまでよりは授乳回数は減るかもしれません(目安は1日に8回以上)

そうじゃない場合は、赤ちゃんに必要なトータル量を飲ませるためには、そのまま頻回直母を続けることが必要かもしれません。

月齢によっても、授乳回数は増えたり減ったりするのが自然なことです。


<関連記事>

●母乳が溜まっていても、ポジショニングが悪いと赤ちゃんの口に入りません→※ポジショニング

そもそも、本当にミルクは必要なの?→※母乳不足感

コップは時間がかかるし、赤ちゃんを抱っこしなきゃいけないけど、それが母乳の生産量アップにも役立ち一石二鳥です→※カップフィーディングのやり方(図解)

授乳回数が増減するのにはこんな理由も→※赤ちゃんは急速に成長する時期がある|よく泣く赤ちゃんの原因②

出生体重から、ラインに沿って増えていれば大丈夫→※月齢に対する体重不足が分かります|WHOの体重月齢曲線

母乳が増える仕組みは時期によって変化します→※赤ちゃんの月齢別・母乳の生産量をアップさせるコツ

2017/4/15更新

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コメント

    • 黒豆
    • 2017年 4月 29日

    はじめまして。
    生後80日の男の子を育てている新米ママです。
    完母を目指しながらもずっとこれまで混合でやってきました。哺乳が下手な息子でしたが、日が経つにつれ上手になってきた姿を見ていると、やはり完母を目指したいと思い色々と調べていたところこちらの記事にたどり着きました。
    これまでは、直母(5分ずつ)➡ミルク40mlを7~8回/日でやっていました。
    母乳量を増やすには頻回授乳だと思い、直母を10~12回/日にして、自ら乳首を離すまで吸わせています。泣いてミルクを欲しがるときだけミルクを足していた(40~100ml/日)のですが、頻回授乳を始めてから1週間後に体重を量ったら100グラムしか増えていませんでした。(これまで1週間毎に200~350gは増えていました)
    自己流でミルクを減らしてしまったため、いきなりミルクを減らしすぎてしまったのではと心配になってしまいました。
    もう一度ミルク量を増やしてから仕切り直した方が良いのか、どうしたら良いかアドバイスいただければ幸いです。
    ちなみに息子は38週帝王切開で2600gで生まれました。2400gまで減少し、その後の体重増加もゆっくりでしたが成長曲線の下の方で曲線に沿って増えてはいます。
    納得できる具体的な方法を記していただいているこちらのサイトにもっと早く出会えたいたらと思うばかりですが、今からでも遅くない!と思って色々と勉強させていただきます!

    • はじめまして。ミルクを減らしたら、体重の増え方が少なくなったので心配していらっしゃるんですね。

      確かに、300 mL/日くらいだったミルクを急に40-100 mL/日に減らすと、生産が追い付かないかもしれません。
      今週は200 mLくらい(40 mL x5回など)、次の週は100 mL/日くらい、というようなペース(もっとゆっくりでもいいと思います)で減らしてみるのはいかがでしょうか?

      母乳の生産量は急増はできないですが、飲ませた分だけ徐々に増えていくので、焦らなくて大丈夫です。生産量が増えるには、乳腺組織のシステム増強が必要なので、多少時間がかかるんですよね。でも、頻回授乳していれば、確実にシステム増強されていると思います。

      可能なら、ミルクはカップフィーディングで飲ませられると、赤ちゃんは直母のやり方を学びやすくなります。

      もし毎回の授乳が30分以上かかるなら、ポジショニングがよくない可能性があるので、そちらもチェックしてみてくださいね。

        • 黒豆
        • 2017年 5月 04日

        sumireさん、具体的なアドバイスありがとうございます。
        頻回授乳していれば、確実にシステム増強されていくのですね。
        ポジショニングは大丈夫そうでした。

        もうひとつアドバイスいただきたいのですが、ミルクを減らしてから、特に夜中なのですが、直母してそのままウトウトしてしまいミルクを勧めても唇をつむんでしまい、ミルクまでたどり着
        かないことがあります。すると、一日あたり40ml×5回の回数を作ることが難しくなってしまいました。こういった場合は直母の後に40mlではなく60ml足すというのでも良いのでしょうか?直母後に足すミルクの量は増やさない方が良かったりするでしょうか?一日あたりの総量を与えられれば良いと考えて良いものなのでしょうか?

        理系育児の書籍化おめでとうございます。そして、ありがとうございます!購入して参考にしていきたいと思います。

        • >こういった場合は直母の後に40mlではなく60ml足すというのでも良いのでしょうか?
          もちろんいいと思います。1回の補足量はあくまで目安なので、実際は、お子さんの食欲や黒豆さんの都合によって、増えたり減ったりするんじゃないかなと思います。
          重要なのは、1日あたりの総量が増えないこと(少しずつ減っていること)です。
          とはいえ、日によっても食欲は変わると思うので、たとえば200 mL/日→ 150 mL/日→ 180 mL/日→ 140 mL/日など、多少上下しながら減っていくこともあるかもしれません。

          >理系育児の書籍化おめでとうございます。そして、ありがとうございます!購入して参考にしていきたいと思います。
          ありがとうございます!量が多いので読むのが大変かもしれませんが、重要な情報が詰まっているので、少しでもお役に立てましたら幸いです。

    • あずあず
    • 2017年 8月 29日

    >母乳育児に「手遅れ」という言葉は存在しないのです。

    この文章を読んでお聞きしたいです。
    ずっとミルク中心で育児をしててもう少し母乳が増えたらと思っています。
    しかしもう大きい(月齢は引かれると思うので書けません。断乳されるお母さん方も多い月齢です)ので夜中起こして睡眠リズムが崩れたり身体に悪影響はないのか不安です。
    昼間もあまり欲しがらないので直母ではなく搾乳で増やさないものかと考えているのですがこういった事例はありますか?
    養子を母乳で育てるという話は聞いたことがあります。第一子を完母で育てた経験のある方で、養子には結局混合だったそうです。やっぱりあきらめた方がいいでしょうか?
    whoの推奨は2歳まででしたよね。それまでできたらいいなとは思うのですが。

    • 直母が難しい場合に、「搾乳で分泌維持あるいは生産量を増やす」ということは、わりとスタンダードな方法だと思います。
      日中は欲しがらなくても、夜中に起こしたときは、飲むのでしょうか。
      あるいは、授乳する代わりに、夜中に搾乳することについても前向きな感じでしょうか。
      2歳くらいまで続けることは可能だと思いますし、今より母乳を増やすことも可能だと思います。
      母乳は、乳房から除去される量が増えるほど生産量も増える単純なものですが、たとえば、1日10回以上の直母や搾乳を継続することも構わないのか、頻回の搾乳はしたくないのかによっても、最適なやり方は変わってくるかなと思います。

      母乳の生理学の情報もお役に立てるかもしれません。
      お二人に合ったやり方が見つかるといいですね。

        • あずあず
        • 2017年 9月 14日

        ご返信ありがとうございます。

        搾乳で母乳を増やすのもスタンダードな方法なんですね。

        夜中の搾乳も頻回の搾乳も大丈夫ですが直母は難しいです。
        子供の方は夜中に起きることはたまにありますが母乳は飲みたがることはありません。
        それからミルクで発達障害や睡眠障害になったのか寝つきが悪いので寝ているところを起こすと母子ともに徹夜になる可能性が高いためちょっと怖いです…。

        というわけでたまに欲しがった時の直母と搾乳でもう少しだけ続けていこうと思います。
        ありがとうございました。

        • 搾乳が痛いのは辛いですね。
          手での搾乳は時間がかかって地道なので、搾乳器を使うとやりやすい可能性もありますが…

          もっと細かい情報が必要かなと感じたのですが、お近くにラレーチェリーグの集まりはないでしょうか?
          母乳育児の悩みをなんでも話せる場で、月齢ややり方をバカにしたりしないし、いろんな経験を持つ人がいると思うので、細かい疑問や不安を解消するのに有効なんじゃないかなと思います。
          よければご一考ください。

    • にぱ
    • 2017年 10月 07日

    こんにちは。
    御サイトで色々勉強させてもらっています。書籍も読ませていただいております。

    当県には、BFH病院もラレーチェリーグもありません。
    また母乳外来や母乳ケア助産師さん、桶谷助産師さんも相談にいきましたが、母乳も体重も増えません。
    ゆえにお忙しいとは思いますが、アドバイスいただけると幸甚です。

    現在、2ヶ月の息子がいます。

    出産当初から母乳が全く出ませんでした。
    それでも助産師さんの指導を受け、おっぱいを咥えさせながら、少しづつミルクを足してきました。
    しかし体重があまり増えず、2ヶ月になった頃、いい加減成長曲線を下回りそうになり、とうとう小児科の先生に母乳はやめるようにとお叱りを受けてしまいました。

    そこで母乳について色々調べ、御サイトにたどり着きました。

    おっぱい→ミルク、の手順で良さそうなのですが、息子はおっぱいを咥えると満足そうに眠ってミルクを飲みません。
    助産師さんに吸うのは上手と言われております。
    でも体重増えません。

    そこで電動搾乳器を導入することにしました。
    息子はしばらく完ミとして体重を増やしてもらい、母乳は搾乳器に頼る作戦です。

    ・ミルクは好きなだけ飲ませる。
    ・おっぱいはあまり空腹でないときに咥えさせる。
    ・とにかく搾乳で母乳を増やす。

    そして今↓このような感じになっています。

    体重:(出生時)3100g→(現在)4700g
    ミルク:1100ml/日

    搾乳スケジュール:1回/2時間
    搾乳内容”左右7分づつ×2回

    一回の搾乳量:5ml
    ※少ないので正確な値ではなく目分量です。

    このやり方でいいのか、また今後どのように直母に戻していけばいいか、アドバイスいただけますでしょうか??

    • こんにちは。書籍のご購入もありがとうございます。
      母乳育児の適切なサポートのない中、今はほとんどミルクで育てているけど、直母に戻していきたいと考えていらっしゃるんですね。
      「母乳が出ない」というのが、母乳が分泌されていないのか(非常にまれ)、母乳は溜まっているけど外に出て来にくいのか(よくある)は分からないので、まずは可能性の高い後者と仮定して、コメントから効果がありそうなことを推測してみますね。

      ①オキシトシン反射の促進
      授乳や搾乳の直前に、オキシトシン反射を起こすことで、母乳が出てきやすくなります。
      搾乳は、7分×二往復より、3分×五往復など短時間で繰り返した方が効率がいい場合もあります。毎回三十分間きっちり粘らずに、15分くらいで切り上げてもいいと思います。

      ポジショニングの最適化
      吸うのは上手と言われたとのことですが、乳房への吸着が上手くいっても、ポジショニングが良くないと母乳は飲めないので、チェックしてみてもいいかもしれないと思いました。

      ③補足はコップで飲ませる
      ミルクも搾乳も、できる範囲でコップで飲ませることで、赤ちゃんが直母のやり方を学ぶ邪魔をしにくくなります。
      搾乳やミルクを併用する場合のポイントも参考にどうぞ。

      お子さんは2ヶ月とのことですが、今も直母するとすぐ寝てしまうでしょうか?搾乳するのは手間がかかるので、直母を頻繁にできると少し楽なのかなと思いました。

      適切なサポートがないことが一番のネックですが、可能な範囲でサポートしますので、不安なことがあればまたコメントください。

    • にぱ
    • 2017年 10月 29日

    返信ありがとうございます!

    >母乳が出ない
    生後2週間目に初めて白いものが滲みました
    いまは搾乳して5mlほどです。

    >①オキシトシン反射
    オキシトシン反射で母乳が出始めて、それが一段落するまでを搾乳1クールにするということですよね?
    少な過ぎてどのタイミングおこっているのかよくわかりません。
    搾乳5分くらいすると、最初の一滴がポタッと落ちるぐらいです。5分は長すぎますよね?
    痛い?感覚もわかりません、おっぱいは常に熱をもっており痛みがあります。
    搾乳前の乳首への刺激はやってみましたが、なにも起こりません。

    >②ポジショニング
    ポジショニングの項も何度も読みチェックしました。
    助産師さんにも飲めているといっていただけていますし、
    吐いたものが母乳臭いときがあったので、飲めていると思います。
    ただ母乳が少な過ぎて本当に問題ないかよくわかりません。

    >③コップ
    一度やってみたのですが、たくさん飲ませるのが難しかったので、哺乳瓶を使っています。
    体重が増えないので、ムリにでも飲ませたいです。

    病院で体重測る度に医師には「ちゃんと世話しろ」と怒られ、看護師さんには「お腹ちゅいてるのねーよしよし」と嫌味をいわれます。

    ミルクをたくさん飲ませなければ病院にいけません。

    おっぱいは張らないけど痛みがあります。
    助産師さんに相談しておっぱいマッサージお願いしたのですが、出ないのだから乳腺炎ではない。痛いのはよくわからない。と言われました。
    20分ほど搾乳すると痛みが和らぐので、これが私のタンクのmaxなのでしょうか。

    生後3ヶ月になりました。搾乳しても10mlでません。
    もう諦めた方がいいでしょうか。

    • コメントありがとうございます。
      なんというか、適切なサポートのなさに思わず絶句してしまいます…。これまで何度もご自分のやり方や気持ちを直接否定されて、さぞかしストレスも大きかったことと思いますが、にぱさんの考えや気持ちは、尊重される価値があると思います。

      さて、コメントからは、理由がわからない部分も多いのですが、オキシトシン反射が起こりにくいような様子があるんですね。
      それについて、私自身も、とても焦りながら搾乳するとオキシトシン反射が起こるまで5分以上かかって、しかも普段より搾乳できる量がかなり減った経験もあるので、あり得ると思います。
      まずは母乳のためだけでなくご自身のためにも、心理的な要素を取り除けるといいのかなと思いました。
      例えば、お近くにBFHやラレーチェリーグはないとのことですが、遠方でも電話相談を受け付けているところはないか、一度試してみるなどいかがでしょうか?

      あとは、まれに乳腺組織の構造などの病理学的な理由で、母乳が作られない(外に出られない)場合があるようなので、乳腺外科で、熱感や痛みを訴えて診てもらうと、何か糸口が見つかるかもしれません。

      今の状況では、ミルクを飲ませることも、母乳育児を続けることも、精神的な負担になっていらっしゃるかもしれません。
      たくさん愚痴を聞いてもらうことと、たくさん褒めてもらうことができるといいのですが…。
      にぱさんの気持ちを尊重しつつ、妥当な選択肢から自分で納得して方向性を決められるところまで行けるよう応援してますので、また不安なことがあればコメントください。

        • にぱ
        • 2017年 11月 01日

        温かいコメントありがとうございます。

        県内唯一の乳腺外科に電話してみましたが、母乳に関しては診察していないとのことでした。

        オキシトシン反射まで5分以上かかるのは、なくはないことなのですね。
        それなら少し安心しました。

        ラレーチェリーグにメールを送りました。返信を待っているところです。

        そうですね。
        ミルクばかり飲んで欲しくない、でも母乳も出ない。
        どちらもしんどいです。

        状況変わりましたらまた相談させていただくかもしれません。
        ありがとうございました。

    • ぽよ母
    • 2018年 2月 26日

    現在混合から完全母乳切り替えに頑張っています。
    当初病院の指導で600から480ほどミルクを足していましたが、生後1ヶ月と10日あたりでミルクの量を増やすべきなのか減らしていけるのなわからなくなり、いろいろ調べたり、助産師さんに相談しました。
    母乳の出方は悪くないということで、計画的にミルクを減らしています。
    300からスタートして、体重が一週間で120グラム増加していたため、250で今週チャレンジしていますが、減量取り組みのミルクの与えかたについて悩んでいます。
    先週もそうでしたが、ミルクをどのタイミングで与えていいのか。母乳のあと満足そうなので与えないと、1日のトータル量が140ほどになってしまいました。それが2日続き、これではいけないのかな?と思い、三時間で総量を割った量を与えてみたところ、母乳をいい加減に吸ってミルクを催促するような状態になってしまいました。
    3日前に相談にいった時、規定量与えていなくても、体重が増加していたことと、母乳をいい加減に吸ってしまうことから、やはり欲しがったら与えようという方針にかえました。
    今日で変更後二日目なのですが、母乳のあと足りない様子を見せません。昨日はミルク100を与えただけで1日が終わってしまったのですが、それでも大丈夫でしょうか。
    減量取り組み時のミルクの与えかたについて教えていただけないでしょうか。

    • ミルクをいきなり減らすのはよくないだろうと考えているけれど、赤ちゃんが欲しがらないのでどうすべきか迷っていらっしゃるんですね。

      正解はやってみないと分かりませんが、私だったら、おしっこが減っていたり、体重が増えなくなったりしたら、満足そうに見えてもミルクを少量ずつ勧めてみるかなと思います。
      眠りがちなお子さんの場合は、お腹が空いたサインが分かりにくいので、特に注意すると思います。

      おしっこと体重推移が順調なら、母乳だけで足りているんだと思います。

        • ぽよ母
        • 2018年 2月 27日

        お返事ありがとうございます。
        おしっこは母乳のみでも10回くらい、ミルクを足すと13回から18回くらい出ます。
        体重は週に一度計るので、次の計量日まで計らないのでわからないのですが、夕方からの母乳が出にくい時間帯に与えようかと思います。
        ありがとうございました。

    • ぺろ
    • 2018年 4月 08日

    はじめまして。生後55日の男の子の母です。
    ちょっと理系な育児の本を購入し参考にさせていただいており、こちらのサイトを参考にしながら生後28日頃からミルクを減量して参りました。
    おかげさまで当初350ml/日ほどだったミルクを200ml/日前後まで減らすことができ、今のところ体重増加は日増32gで順調です。ところが、体重増加が心配でそこからなかなかミルクを減らせずにいます。
    ベビースケールで哺乳量を測りながら頻回授乳しているのですが、哺乳量は毎回30〜80とまちまちです。また80ほど飲めるのは1日一回、3時間ほど授乳間隔が空いた時のみで、授乳間隔が空かないとほとんど一回で30ml程度しか飲めていません。そしてこの哺乳量はここ2週間でほとんど増えていませんでした。
    今後、頻回授乳を続けても一回の哺乳量が増えて来ない場合、おっぱいに貯めれる母乳量に限界があると判断した方がいいのでしょうか。全く張らないし、しぼっても出ないおっぱいなので、頻回授乳しても体質的にこれが限界なのかな、と思いはじめています。子どもの成長を第一に考えているので頻回授乳でも限界があるのならそれを受け入れてミルクを成長に合わせて増やしていくべきなのかと思っています。
    ご意見伺えたら嬉しいです。

    • はじめまして。書籍もご購入くださりありがとうございます。
      哺乳量が少ない気がして、ミルクを減らしていいものか迷っていらっしゃるんですね。
      やってみないと分からないので、私だったらどうアプローチするかで考えさせていただきますね。

      まず、毎回の哺乳量を計測するのをやめると思います。
      乳房が空に近いほど母乳のカロリーは上がるので、30gの母乳と、3時間空けた80gの母乳とで、カロリーはそんなに変わらない可能性もあるし、計測することで緊張するとオキシトシン反射が起こりにくくなって、哺乳量が減る可能性があるからです。

      次に、体重測定は多くても週に2回、あるいは週一に減らします。
      赤ちゃんの体重増加はムラがあるし、時期によってもどんどん変わる成長スピードを、g/日で判断することは難しいからです。
      書籍にも1週間おきに記録できる成長曲線が載っていると思うので、そこに記録していくと、成長スピードが適切かどうか判断しやすくなります。

      いただいたコメントから、様々な迷信を信じていらっしゃるような様子が伝わってきたので、母乳不足感の情報もお役に立てると思います。

      今、ぺろさんに必要なのは、母乳量よりも、いくつかの適切な知識と、たくさんの安心感かなと思いました。母乳はよく出てると思います!

      • ぺろ
      • 2018年 4月 12日

      ご返信ありがとうございます。
      母乳不足感についてこちらのサイトで勉強し直し、色々と間違った認識をしていたことがわかりました。また、ベビースケールも神経質になっていたな、と思ったので体重チェックに留めて様子を見ます。
      混合栄養のミルクの量に悩みがちで、挫折しそうになっていたのですが、頻回授乳を続けつつ、今後体重増加が順調であれば無理のない程度にミルクの減量を考えるようにしていきたいと思います。
      また何かわからいことがあれば教えていただけると嬉しいです。

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