【告知】厚労省のPR活動の委員に選出されました

この度、今年、厚労省が策定した「授乳・離乳の支援ガイド」をPRするための、研究会メンバーに選んでいただきました。

 

厚労省は、支援ガイドが上手く浸透していない状況を受けて、当事者に分かりやすい内容の資料と保健医療者向けの研修資材の開発を目指しているそうです。

 

この研究会活動の目的は、

「母乳育児の当事者である、産前産後の女性たちに必要な情報を届け、困り感を減らすこと」

だそうです。

 

(そう、それ、ずっと目指してたやつ…!)

 

なんのコネもない私に声がかかるとは信じられなくて、最初は、なんか厚労省の名を語った業者に騙されようとしてるんじゃないかと、疑ってしまいました(失礼)。



sumireをメンバーにいれるのも挑戦的な感じがしますが、この研究会はマーケティングの専門家が指揮をとっていらっしゃるようなので、うまいこと情報拡散して、日本の子育て環境が一歩前進したらいいなと、期待が膨らんでいます。



私自身は、科学的な情報発信をしていることに興味を持っていただいたようですが、当事者である母親側の立場として、選ばれました。

 

自分が子育てしてる中で感じたモヤモヤを大事にして、臨みたいと思います。



専門家の中に混ざって、どのくらい素人の話を聞いてもらえるのか不安ではありますが、机上の空論にならないようにできるだけ粘りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。



※母乳育児をする中で、「どんなことに困ったか」「受けてよかった支援」などの現場の情報を必要としています。私の体験は限られますし、記憶も遠くなりつつあるので、もし体験談をコメントいただければ私がまとめて持っていきたいと思います。

Twitterで、匿名アンケートを実施していますので、よければご参加ください。

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コメント

    • elihira
    • 2019年 10月 05日

    こんにちは。今2歳9か月の男児を育てています。つい先日、自然卒乳したところです。

    長期に母乳育児を続けていて一番困ったことは、本来なら味方であってほしい方々の無理解です。
    区の健診(23区内在住です)では、保健師、歯科衛生士に「1歳を過ぎたら断乳しないと!」とかなりの勢いで叱られました。こちらのブログや本でかなり知識がありましたので、「はーい」とスルーしましたが、知識がなければ言いなりになってしまったかもしれません。

    保育士の言動にもかなり驚きました。「母乳を続けているから夜中目が覚めて熟睡できず、そのせいで昼間元気に活動できない。集団生活でそんなことでは困るので、断乳して」と何度か言われました。上記の保健師などはめったに顔を合わせないので気にしなかったですが、毎日顔を合わせる保育士の無理解は、かなりきつかったです。断乳を無理強いすることが、その母子が享受しうる授乳のメリット奪うことになる、ということに全く無自覚なように思えます。

    保健師も歯科衛生士も保育士も、情報のアップデートをきちんとしていないのは大きな問題ではないでしょうか。経験則や過去の思い込みではなく、エビデンスのある知見にのっとって母子をサポートしてほしいです。
    母乳育児を始めたころ、何度も何度もこちらのブログを拝見し、本当に勇気づけられました。一人でも多くのお母さんが、満足のいく卒乳を迎えられるよう願っています。

    • はじめまして。
      母乳育児にネガティブなイメージを持つ専門家は多いですよね。
      今回の試みで完璧になるのは難しいかもしれませんが、「常識」を変える大きな一歩になるんじゃないかなと思っています。
      また追って報告しようと思っています。

    • N.R
    • 2019年 10月 07日

    現在、1歳j児の母乳育児中です。
    母乳育児で困ったことを書きます。

    妊娠中に母乳育児、粉ミルクでの育児どちらの講習もなかったこと。
    それぞれの特長や、回数、期間すら教えてもらえないのには、産後、夫婦で本当に困りました。

    メディアにおいては、“母乳育児にこだわらず、楽な方を”といった曖昧な言説ばかりで、それぞれの利点など具体的な情報がなく、特に、産後うつの際に母乳育児に“こだわり”子殺しの悲劇が、といった悲観的、否定的な報道が目立ちました。

    実際に、出産した病院は基本混合で、子どもは産まれて三日で哺乳瓶を拒否。

    たまたま読んでいた以下の記事でカップフーディングと、“乳頭混乱”について知っていたものの、病院が主導した混合でおこるとは思わず、動揺しました。

    母乳育児でもミルクを備蓄??子育て中の親に優しい防災情報を! | アウトドア流防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』 | リスク対策.com(リスク対策ドットコム) | 新建新聞社

    保育園の乳頭混乱、母乳育児の無理解にも困りました。哺乳瓶が使えないなら9カ月で“卒乳”しましょう、と言われて入園を諦めました。

    また、分泌過多にも困りました。
    きっかけは1カ月検診での授乳間隔の開きと、搾乳、ポジショニングの難しさ。

    WHOの指針に近い指導をしてもらえそうな、訪問助産師を必死で探し、搾乳はやめるよう指導されました。

    ポジショニングは、鏡で乳首の角度をチェック、夫にも確認してもらいました。

    1日10回以上、授乳がある時期は、夫、ヘルパーさん、シッターさん達に、授乳する場所まで子どもを連れてきてもらい、授乳後は、ゲップを出させたりオムツを見てもらうことでしのぎました。
    公的機関、民間共に、産後ヘルパーの方に来てもらい、授乳の前後や、授乳中に洗濯などしてもらったのは助かりました。

    ただ、自治体の助産師も母乳育児は“可愛いからやりくなっちゃった?”的対応でしたし、日増計算されたり、かと思えば児童館ではスタッフに「母乳?」と聞かれたり、ヘルパーさんの中には母乳育児ができず、コンプレックスを抱えた人もいたり。経験は人によってバラバラなので、当たり外れでどんな人に当たるか一か八か、というのは困ります。

    厚生労働省のパンフが「授乳はゆったりした気分で、目を見て」と情に流れているのも心外です。
    産後1〜3カ月は調べ物に死にものぐるいで、スマホは手放せませんでしたし、子どもが小さいうちは目を閉じているか、目が見える角度にありません。目が合う月齢になると、笑い出して飲むのを辞めてしまいます。
    曖昧で限定的な記述に従えるほど、育児に余裕はありませんでした。誰もにゆったり授乳させたいなら、授乳の前後は父親か他の手助けをする人に抱っこで面倒みるよう妊娠中から指導しては?

    妊娠中に夫婦、あるいは産後手助けする方に出席してもらい、母乳育児の具体的な説明(分泌のメカニズムから)、指導を行い、病院、助産師、自治体スタッフ、保育園のそれぞれバラバラの経験に委ねた対応を改めていただけたら、産後の心労、疲労はずっと軽減すると思います。

    補完食についても、妊娠中から信頼できる指導がされるようになると、心強いと思います。

    最後になりますが、理系育児のブログ、書籍、夫婦で読んで、チェックして、本当に助かっています。ありがとうございます!
    厚労省のPR、「ゆったりした気持ちで」など情に流れず、育児に関わる老若男女に具体的な対応策が伝わるものになって欲しいです!
    期待しています!

    • はじめまして。
      母乳育児の科学的な情報を教えてもらえる機会はほんとにないですよね。
      母乳育児にネガティブなイメージを持つ専門家が多いので、今回の試みで全て解決するのは難しいかもしれませんが、できるだけ具体的な話ができるよう努力しています。
      また追って報告しますね。

    • さくらぷらす
    • 2020年 1月 12日

    おめでとうございます!!(記事を見るのが遅くなり、半年経ってからのコメント失礼いたします)

    sumire様が地道に声を上げてきたことが、日本の常識を変える局面まで来ていると感じます。

    応援しています!!
    ますますご多忙の事と存じますので、くれぐれもお体をご自愛ください。

    近ごろ、授乳に関しての記事やウェブ上の書き込み等でも「WHOでは〜」「世界の平均卒乳年齢は〜」などの文言を目にする事がとても増えてきました。sumire様のブログを参考にしているのでは!?と思う内容も多いです。

    私自身は、先週一歳半検診で保健師さんより「そろそろ頑張って授乳をやめていきましょうね」と、根拠なき「指導」をうけた所です。これがまだ日本の現状なのだと実感しました。

    保育園の先生にも、折に触れて断乳を勧められます。

    友人やママ友にも、「さすがにもう断乳したよね!?」と言われることもあります。

    職場では搾乳の時間と場所が確保できず、月経が再開してしまったため、今は貧血と闘っています。

    授乳という哺乳類に与えられた素晴らしい母子の神秘の結びつきを、すべてのお母さんと赤ちゃんが自然に、幸せに経験できる社会になることを願ってやみません。

    微力ながら、sumire様の今後のますますのご活躍を応援いたしております!!

    • ありがとうございます!
      この活動については、また追って報告したいと思っています。
      応援ありがとうございます。

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