上手に哺乳できる姿勢は限られている

授乳の姿勢というのは、古今東西、多種多様にありますが、その中で、外せないポイントがあるようです。

「良い授乳の姿勢」とは何なのか、2回に分けて考察してみたいと思います。

まず、今回は、赤ちゃんの首に注目します。

 

おっぱいに吸着するときの大前提:

  1. 乳房にあごが触れる首の角度をキープして(=私たちがコップで水を飲むときのように少しあごを上げて、お母さんから顔がよく見えるような状態)
  2. 口を大きく開いた状態が良い

 

そうするために外せないポイントが何か?を理解しやすくなるように、実験してみたいと思います。

実際に飲み物を用意して、トライしていただくとより分かりやすいです。

 

実験1

まず、顔と体を正面に向けたまま、あごを上げて(上を見上げて)みてください。

Fig.21

コップで水を飲むときのような首の角度です。そのまま、口を大きく開けたり、水を飲んだりしてみてください。

簡単にできますね。ストローで水を飲むときのような首の角度よりも、のども開きやすく、水もごくごく飲めますね。

 

つまり、顔と体が一直線だと、理想的な哺乳姿勢がとりやすいことが分かります。

 

実験2

では、首だけ横にねじって、そのままあごを上げてみてください。

Fig.22

そのまま、口を大きく開けたり、水を飲んだりしてみてください。

この状態をキープするのは苦しいですね。あごを引きたくなりますね。水も非常に飲みにくいですね。

つまり、首にねじれがあると、良い哺乳姿勢がとりにくいことが予想できます。

 

ということで、効率よくおっぱいを飲むためには、「首をねじらずに吸着させること」が不可欠なのです。

 

首をねじってしまうと、特に低月齢の赤ちゃんは、上手におっぱいに吸着できずに浅飲みになってしまったり、哺乳効率が悪くなったりしやすいようです。

横抱き・縦抱き・添い乳などなど、どんな姿勢で授乳したとしても、授乳中の赤ちゃんの首が左右にねじれていないか、注目してみてくださいね。

 

参照

最も短時間・少ない回数で母乳を効率よく飲むには

赤ちゃんの抱き方と母乳の飲ませ方

ポジショニングは母乳育児を楽にする必須のスキル!

哺乳不足・しこり・詰まり・乳腺炎などのトラブルを根本解決するためには、授乳スキルが重要です。タグ#ポジショニングからチェックしておきましょう。

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2017/5/13更新

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