母乳過多が落ち着いたあとに注意すること

授乳の仕方を工夫して母乳の出過ぎが治まった後、授乳の仕方はどうすればいいのかなど、よく質問されることをまとめました。

 

<改善後の授乳の仕方>

お母さんと赤ちゃんの両方に、母乳過多のサインがなくなってきたら、授乳の仕方は「通常の赤ちゃん主導の授乳」がおすすめです。

  1. 赤ちゃんが「お腹が空いたサイン」を見せたら、片方のおっぱいを、赤ちゃんが自分で口を外すまで飲ませます。
  2. その後、もう片方も飲ませてみます。
    もし飲まなければ、お腹いっぱいということなので、次回はそちらから飲ませます。

  3. 両方飲んで、もっと欲しそうなら、最初のおっぱいに戻って飲ませます。

 

詳しくは…

赤ちゃん主導の授乳の仕方

「泣くたび授乳」は遅すぎる!「サイン授乳」のやり方

 


<母乳過多が改善した後の母乳不足感>

過分泌が治まると、今までの状況と全くといっていいほど、変わる可能性があります。

その結果、「母乳が足りない?」と感じてしまうこともあるようです。

 

例えば…

・常におっぱいが張っていた→ほとんどふにゃふにゃに

おっぱいが張るということは、母乳が余っている状態ともいえるので、需要と供給のバランスが釣り合うと、パンパンに張ることは珍しいです。

ふにゃふにゃでも、母乳は意外と溜まっているので、安心して何度でも授乳してください。

 

・母乳がぴゅーぴゅー出ていた→搾乳しても量がかせげない

母乳のみで赤ちゃんの必要な量をまかなうことができるお母さんでも、搾乳できないことは珍しくありません。テクニックと慣れも必要です。

 

・授乳時間が非常に短かった(5-10分以下)→時間帯によっては数十分かかる

一般的には、赤ちゃんによって、時期によって、1日の時間帯によって、授乳時間は長かったり短かったり、いろんなバリエーションがあります。

そのおかげで赤ちゃんは好きな時に、好きなだけ、好きな濃度の母乳を飲むことができます。

過多の時はすぐに満腹になってしまうから難しかったけれど、今は授乳時間が長いほど、授乳頻度が多いほど、濃密な母乳が飲めるのです。新しい経験に夢中になっているのかも。

 

・赤ちゃんがゴキュゴキュ音を鳴らして飲んでいた→無音か小さな音に

十分な母乳が飲めている時に、どのくらい音が聞こえるかは、赤ちゃんによって違うだろうし、時期によっても、飲み方やオキシトシン反射の強さによっても違うでしょう。母乳が出ているかどうかの正確な判断基準にはできません。

 


<母乳は減り過ぎる?また過多になる?>

分泌過多が治った後も、母乳の生産量は、赤ちゃんの欲しがる量によって変化します。

例えば、赤ちゃんが急速に成長する時期や、病気になった時などは、必要な母乳量も増えます。

そういう時は、授乳頻度が増えたり、授乳時間が長くなったりしますが、母乳が減ってきたわけじゃないと覚えていてください。

 

赤ちゃん主導の授乳には、こんなメカニズムもあるのです。

母乳が多すぎる時は、飲み残すことで、生産量が減る。

母乳がたくさん必要な時は、授乳頻度や授乳時間が増えることで、生産量も増える。

 

少し過分泌気味かな?という時は、一時的に根本解決法を取り入れるなど、工夫してみてください。

母乳過多を防ぐ授乳方法|根本的解決のヒント

 

母乳過多を解決するために必要なのは根性ではなく科学的知識

しこり・詰まり・乳腺炎などのトラブルを根本解決するためには、上手におっぱいに吸着させるスキルが欠かせません。タグ#ポジショニングをチェックしておきましょう。

母乳過多の原因や対処法についての記事一覧は、母乳過多から見ることができます。

他の方の体験談は、経験談(母乳過多)から見ることができます。コメントする前に、似たような経験談が載っていないか探してみてくださいね。

書籍「ちょっと理系な育児(母乳育児編)」にも、母乳育児を快適にするコツが盛りだくさんです。

2017/5/13更新

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コメント

    • hana
    • 2014年 12月 03日

    sumireさん、まさに私がちょっと前まで悩んだことをまとめてくださってありがとうございます!他の過多で悩んでる人の解決になりますように!

    • こちらこそ、過多を経験したことがない人はもちろんですが、経験者は余計に心配になることもあるという、重要なことを教えてくださりありがとうございます!
      母乳育児の悩みが少しでも軽くなりますように。

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