消化器の炎症と母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO

WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、消化器系の炎症を治療するために使われる薬が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。

 

WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」

 17. 消化器系薬剤

17.4 抗炎症薬

 

●ヒドロコルチゾン/ハイドロコルチゾン/ハイドロコーチゾン

商品名:コートリル錠、など

単一用量の場合は授乳と両立できます。

継続して使用する場合のデータはありません。

 

●スルファサラジン

可能なら避けましょう。

早産児や月齢1カ月未満の乳児の場合は、特に注意が必要です。

赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(血性下痢・溶血・黄疸)。

G-6-PD欠損の乳児の場合は避けましょう。

 

安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方

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