不整脈と母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO
WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、不整脈の治療に使われる薬が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。
WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」
12. 循環器系薬剤
12.2 抗不整脈薬
●ジゴキシン
商品名:ジゴシン、など
授乳と両立できます。
●リドカイン
商品名:キシロカイン、など
授乳と両立できます。
●アテノロール
商品名:テノーミン
可能なら避けましょう。
特に、早産や月齢1カ月未満の乳児の場合は注意が必要です。赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(徐脈・血圧低下・チアノーゼ)
相補薬
●エピネフリン(アドレナリン) (C)
授乳と両立できます。
●キニジン (A)
授乳と両立できます。
●プロカインアミド (B)
授乳と両立できます。
しかし、長期間服用した時の副作用に関するデータは十分にありません。
●イソプレナリン (C)
データがありません。
相補薬・安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方
同じカテゴリーのその他の薬剤はこちらから→※循環器系目次
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。