片頭痛と母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO

WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、片頭痛の治療や予防のために使われる薬が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。

 

WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」

7. 抗片頭痛薬

 

7.1 発作の治療

●パラセタモール/アセトアミノフェン

商品名:カロナール、など

授乳と両立できます。

 

●アセチルサリチル酸/アスピリン

商品名:アスピリン、バイアスピリン錠、など

時々服用する場合は、授乳と両立できます。可能なら、長期服用は避けましょう。

赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(溶血・出血時間延長・代謝性アシドーシス)。

 

●エルゴタミン

商品名:クリアミン、など

可能なら避けましょう。赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(麦角中毒/ 麦角病)。

 

 

7.2 予防

●プロプラノロール

商品名:インデラル、など

授乳と両立できます。

赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(徐脈、低血糖症、チアノーゼ)

 

安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方

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