真菌症と母乳育児①|授乳OKな薬・NGな薬|WHO

WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、カンジダや水虫などの真菌症の治療に使われる薬(内服)が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。

 

WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」

6.3 抗真菌薬

●アムホテリシンB/ アンホテリシンB

商品名:ファンギゾン、ハリゾン

データがありません。

 

●フルコナゾール

商品名:ジフルカン、など

授乳と両立できます。

 

●グリセオフルビン

商品名:ポンシル

データがありません。

 

●ニスタチン/ ナイスタチン

商品名:ナイスタチン

授乳と両立できます。

 

相補薬

●フルシトシン (B)

商品名:アンコチル

データがありません。

 

●ヨウ化カリウム (A)

授乳と両立できます。しかし、ヨウ素が含まれている全身性投与の薬剤には、懸念もあります。赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(甲状腺機能低下症)。

 

外用薬は後日記事にします。

相補薬・安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方

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