国と医療と地域の協力の仕方|乳幼児の栄養法

国レベルでどのようなことをし、医療レベルでどのようなことをし、地域レベルでどのようなことをすれば、お母さん達が最適な乳幼児の栄養法を実行しやすくなるのかを、WHOが考えて、まとめてくれました。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

9章 政策・医療制度・地域活動

9.1 国の政策と法律制定の強化

 

22 乳幼児の栄養法プログラムの包括的要素

<政策>

  • 乳幼児の栄養法に関する国のまとめ役や調整機関の設立
  • 医療システムの基準の構築
  • 代替栄養の販売に関する規約を守ること
  • 職場での法規制を整備すること
  • 情報・教育・コミュニケーションの機会を提供すること

 

<医療サービス>

  • 使用前カリキュラムの改正
  • BFH戦略の実施
  • 現職のスタッフのトレーニング
  • 支援団体などを取りまとめるリーダー的役割を担うこと

 

<地域社会>

  • 地域活動の支援
  • カウンセリングネットワークを作り、そのトレーニングと取りまとめをすること
  • 地域での教育

 

<医療と地域の連携>

  • 情報・教育・コミュニケーションの提供
  • 地域で解決できない問題の病院への照会と、病院ではケアしきれない問題の地域への委託
  • 医療情報システムの構築
  • 栄養法の経過観察をし、調査・評価すること

 

 

第4章まとめ|赤ちゃんに優しい病院、BFHとは

第8章まとめ|スキルのある医師・助産師・保健師の見分け方

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