9カ月になったけどカミカミできない!離乳食のステップアップ

離乳食で、例えば「もう月齢9カ月なのにカミカミできるものを食べてくれない」あるいは「ご飯を丸飲みしてしまう」ということで悩んでいませんか?

つぶした食事なら食べるけど固形食にステップアップしたら食べてくれない場合など、そのままつぶした食事でいいのか、食べなくてもいいから無理やり固形食にチャレンジさせ続けるべきなのか、迷いますよね。

 

まず、優先順位を整理しましょう。

「離乳食」は時代遅れになりつつあるし、やり方は決して理にかなっているものでもないので、ここではWHOが推奨する「補完食」として考えます。

補完食の目的は「月齢6カ月~23カ月の子どもに、母乳やミルクでは足りなくなったエネルギーと栄養素を補うこと」です。

 

補完食で最低限守るべきルールはこれだけです。

①無理強いしないこと

②必要な栄養素を補うこと

これ以外の悩みはいったん忘れましょう。

 

つまり、柔らかくしないと食べない赤ちゃんなら、月齢関係なく、柔らかいもの中心にしてもいいんです。

 


<それよりこういうことに気を付けて>

・一般的には、柔らかい食事ほどエネルギーや栄養の密度が低くなりやすいので、量が少なくなりすぎないように気をつける

補完食のカロリーを考えたことはありますか?WHOが定める質・量・頻度

 

・通常は、月齢10か月までには固形のものも徐々に食べさせ始めた方が良い

手づかみ食べはいつから?補完食のステップアップの仕方

 

その食事が赤ちゃんに合っているかどうか判断するためには、食べやすそうかどうか・体重増加度が大きすぎ小さすぎがないかなどを経過観察することが大事ですね。

 

それぞれの赤ちゃんで能力や意欲は違うので、それぞれの赤ちゃんをチェックして問題なさそうなら、他の赤ちゃんと違っていても、それでいいんです。

ウンチに食材の形が残っていても、それ自体は悪いサインではありません。

 


<丸のみするのはおかしいこと?>

見た目の問題として「カミカミ」できているか「丸飲み」になっているかは、そんなに気にしなくてもいいかもしれません。

不思議なことに、離乳食の指導が徹底され始めてから、逆に丸飲みの問題が急増しているそうです。

この原因としては、厚労省の授乳・離乳の支援ガイドの策定議事録によると、もともと赤ちゃんはそういう食べ方だったけど気付かなかっただけで、大人がモグモグ・カミカミを意識し始めると「できてない!」ことが明らかになっただけじゃないか、という説が有力視されています。

 

なんにしても、一般的に言われているように「丸のみにならないように」という指導が適切なのかは現在のところ不明なので、もしそれがストレスになって食事が楽しめなくなっているようなら、気にせず食べさせた方がメリットは大きいでしょう。

 

まとめると、食材の固さや形状は、月齢で決めるのではなく、赤ちゃんがスムーズに食べられて栄養補給ができることを優先すれば、十分に補完食の目的は果たすことができるということです。

食べられるようになったら、その次のチャレンジとして、咀嚼や食材の形状などにも思いをはせてみてもいいかもしれませんね。

 

補完食についてのWHOのガイドラインは【第3章まとめ|補完食は離乳食と別のものです】を読めば、全てが分かります。

行儀が悪い・食べない・食べ過ぎる・アレルギーなどについての悩みは【離乳食の悩みから解放されたい!補完食のヒント集】をどうぞ。

2015/10/31更新

 

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