母乳不足につながる赤ちゃんの状態

赤ちゃんが十分な量の母乳を飲めていない場合、「お母さんが母乳が出ない体質だから」と思いがちですが、実際は様々な理由があります。

十分な量の母乳が飲めていないのは、お母さんは関係なくて、赤ちゃんの方に理由がある場合もあります。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

第7章 乳房の管理と母乳育児におけるさまざまな障害

7.10 母乳の不足と不足感

 

<赤ちゃんの状態>

赤ちゃんの体重がよく増えなかったり、上手に哺乳できずに母乳の生産を促せなかったりする原因としては、病気、未熟児、口蓋裂などの先天性異常で産まれた子ども、心臓や腎臓の異常、があります。

 

母乳の生産量が少ないと決めつける前に、これらの要因を考慮して、慎重に赤ちゃんを調べることは常に重要なことです。

 

赤ちゃんの体重増加がよくない場合や、効率よく哺乳ができていない場合に、「母乳が出ていない」と決めつけずに、赤ちゃんの状態は問題ないかな?と考えることも大事なんですね。母乳育児は母子の組み合わせによって最適化する必要がありますが、赤ちゃんの状態に応じて、授乳の仕方に工夫が必要になることもあります。

 

病気のとき

入院時の対処法は?鼻づまり中の授乳方法は?病気中の母乳育児のまとめ

 

黄疸や、赤ちゃんの先天性疾患など

母乳育児の悩みの対処法まとめの一番下に書かれている「赤ちゃんの特定の状況と母乳育児」をご参照ください。

 

その他の哺乳不足の原因はこちら

母乳不足の原因になる授乳の仕方

母乳不足につながるお母さんの精神状態

母乳の生産量が少なくなりうるお母さんの体の状態

 

2016/1/18更新

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