赤ちゃんの抱き方と母乳の飲ませ方

WHOによる、専門家向けの授乳の介助の指導方法です。

お母さんが自分で赤ちゃんの抱き方とおっぱいの飲ませ方をチェックするためにも使えると思います。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

第4章 産科施設における、乳児の栄養法の管理と支援

4.5 授乳の仕方を教える

囲み記事No.6

 

赤ちゃんのポジショニングとアタッチメントの介助方法

 

  • お母さんを快適でリラックスした体勢にさせましょう。座った状態か、寝た状態で行います。
  • 介助者は、快適で都合のよい場所に座ります。
  • お母さんに、赤ちゃんの抱き方を説明します。

 

 

<赤ちゃんの抱き方の4つのキーポイント>

 

  1. 赤ちゃんの頭と体が一直線になるように支える
  2. 赤ちゃんの顔が胸の正面に向くように、赤ちゃんの鼻の向きは乳頭とまっすぐ向かい合う方向を向かせる
  3. 赤ちゃんの体をお母さんと密着させる
  4. 赤ちゃんの体全体を支える

 

 

  • 乳房の支え方を教えましょう
  1. お母さんの指を胸壁に向かってまっすぐにしたまま、乳房の下に当てる
  2. 親指は乳房の上に添える
  3. 指を乳輪の上や乳頭の近くに添えてはいけません。赤ちゃんのアタッチメントを妨害することになってしまいます。

 

 

  • 赤ちゃんの吸着の仕方を以下のように説明するか、またはやってみせましょう。
  1. 赤ちゃんの唇に乳頭を触れさせる
  2. 赤ちゃんの口が大きく開くまで待つ
  3. すばやく乳房をくわえさせる
  4. この時、赤ちゃんの口蓋の方へ乳頭が届くように、上の方に向かって狙いを定める
  5. 赤ちゃんの下唇が乳房の陰に隠れ、あごが乳房に触れられるようにする

 

  • 赤ちゃんの反応に注意し、お母さんに哺乳の感じがどうか尋ねましょう

 

  • 正しいアタッチメントができているサインを探しましょう。

 

 

<上手なアタッチメントの4つのサイン>

 

①赤ちゃんの上唇からはみ出す乳輪の方が、下唇からはみだす幅より大きい

②赤ちゃんの口が大きく開いている

③赤ちゃんの下唇は外向きに湾曲している

④赤ちゃんのあごが、乳房に触れているか、触れそうな状態になっている

 

 

  • アタッチメントが下手な場合、またはお母さんが不快な場合は、もう一度やり直してもらいましょう。

 

  • お母さんに、小指を赤ちゃんの口にすべり込ませることで吸引力を解放し、赤ちゃんを乳房から離す方法を教えましょう。

 

 

授乳にはスキルが必要!

上手く乳房へ吸着できるかどうかは、ポジショニング次第といっても過言ではありません。

楽に効率よく哺乳するコツは、タグ#ポジショニングからチェックしておきましょう。

 

 

2017/1/30更新

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