乳腺炎の治療②原因の除去

治療

乳腺炎の治療方法はいくつかあるかもしれません。

しかし、「これをやらないと他に何をやっても意味がない」というほど、最も重要なことがあるようです。

 

 

乳腺炎;原因と対処法, World Health Organization

 

9.2 乳腺炎

効果的な母乳の除去

これは治療の中で最も重要なことです(71)。抗生物質と対症療法により、すぐに楽になるかもしれません。

しかし、母乳の除去方法が改善しなければ、抗生物質を使っていたとしても症状の悪化や再発が起こるでしょう。

 

・赤ちゃんのおっぱいへの吸着の仕方を改善できるよう助けます(Annex 1, ※1)。

・赤ちゃんが飲みたがるだけ頻繁に、長く、制限なしに授乳するよう励まします。

・必要があれば、授乳を再開できるまで、手や搾乳器やホットボトルを使って搾乳します(Annex 2, ※2)。

 

 

乳腺炎治療の中で、最も重要なのは母乳の除去!

症状が悪化したり、一度は治ったけどしばらくして再発したりした場合は、「母乳の除去方法が改善していない」可能性をまず考慮するべきです。

 

それ以外のこと(食事内容や、体の冷えや、ストレスなど)に注目してしまうと、食事制限をはじめとした様々なルールにしばられて大変だし、乳腺炎は繰り返すしで、母乳育児がトラウマになる女性は本当に多いです。

 

また、「しこり部分に赤ちゃんのあご側がくるように吸着すればいい」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、レビュー中では、「それが効果があるという研究者もいるが、上手く吸着できれば関係ないとする研究者もたくさんいる」とされています。

「あご側の方が力強く吸てつできる」というより、「あご側の乳管は母乳の流れを阻害されにくい」から、上手く吸着するのが難しい場合は効果があるけどそうじゃなければ気にしなくていいと考えています→しこりと母乳不足を一度に解消するポイント

 

母乳育児は知識は深く、試練は小さく

母乳育児は、知識が深いほど、試練は小さくなります。

効率よく母乳を飲むためのポイントはポジショニングをどうぞ。

授乳にかかる時間や授乳頻度については授乳パターンから様々な情報を得ることができます。

 

※1 Annex 1は原文参照(ブログには載せていません。代わりに、ポジショニングから、様々な授乳スキルについての情報を得ることができます)

※2 ホットボトル法は、後日記事にします。

 

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